日本酒が苦手だけど好きになりたい方々へ。冷酒〜冷や編
トップ画像 大分県 福は家さん
※この記事に書いている事は、僕の個人的な意見です。
日本酒が苦手だけど、好きになりたいと思われる方々にオススメしたい銘柄がいくつかあります。
日本酒が苦手な人が感じていることをパターン別に紹介して、そのパターンに合わせて銘柄を簡単に紹介していこうと思います。
値段がそれなりにするものもありますが、好きなお酒のジャンルがひとつ増えるならば、ある程度のお金を払う価値はあると考えます。
それでは紹介していきます。
①味が強すぎると感じる
日本酒は、醸造酒(発酵させてできたものを蒸留せずに飲むお酒)なので糖分やアミノ酸などの『味を感じる成分』を多く含んでいます。
日本酒は醸造酒のなかでもその傾向が強いです。
そのため、口に含むと『味が強すぎる』と感じたり、飲んだ後に口の中に味がベトベト残る感覚に陥ることがあり不快に思ったりすることがあります。
そう感じる方にオススメしたいのがこちらのお酒たち。
久保田 翠寿(すいじゅ) 新潟県
磯自慢 特選 静岡県
住吉 山形県
亀齢(きれい)辛口純米八拾 広島県
②消毒液を思わせる刺激を感じる 又は苦味・エグ味を感じる
日本酒はアルコール度数が15度程度あるので、(なかには低アルコール、20度前後あるものもある)含まれているアルコールを刺激と感じてしまう時があります。
また、先程述べたように日本酒は醸造酒なので様々な成分が含まれています。
そのなかに苦味成分が多く含まれていることがあり、不快な苦味を感じてしまうことがあります。
そう感じてしまうことが多い方にオススメしたいのがこちらのお酒たち。
嘉山 無濾過生原酒 新潟県
このお酒たちは、お酒なのでエチルアルコールが含まれているのは当たり前ですが、甘味・旨味を感じられる成分や、エステルがバランスよく含まれていて香味がうまく調和していると感じました。
苦味の成分も少なく、雑味が少ないお酒です。
①、②で紹介したお酒たちでも好きなれなかったとしたらこのお酒を試してみて下さい。
③飲みごたえを感じない
普段、紹興酒などを好んで飲まれている方にとっては日本酒は物足りなく感じてしまうかもしれません。
そう感じてしまうことが多い方にオススメしたいのがこちらのお酒たち。
鮎正宗 五年古酒 新潟県
花巴 山廃純米 奈良県
七本鎗 純米 滋賀県
木戸泉 十年の古酒 千葉県
小笹屋 竹鶴 純米生酛原酒 広島県
ワインでいわれる、フルボディの範疇にある日本酒たちです。
酸味、甘味、旨味、苦味、それぞれがしっかりしていて飲みごたえを感じないことはないと思います。
以上、日本酒が苦手だけど好きになりたい方々への記事でした。
良き日本酒ライフを!
最後の最後に。
このお酒は、僕が日本酒だけではなく全てのお酒が好きになったきっかけの日本酒です。
おわり